インドの大地と歴史を縦横し、虐げられた人々を見つめるカンワル。
その詩的で官能的な美学は今、NY近代美術館、ドクメンタなど世界の現代アート界でも注目を浴びている。
外部の季節
A Season Outside
インド/1997/英語/ベータカム/30分/監督:アマル・カンワル
◉YIDFF2009 インターナショナル・コンペティション
稲妻の証言
The Lightning Testimonies
インド/2007/英語ほか/DVカム/113分/監督:アマル・カンワル
インド分離独立から現在まで繰り返される性暴力の事実と、その中での女性たちの強靭な精神を描く新作『稲妻の証言』は、めくるめく多彩な映像表現! 併映の短編『外部の季節』は16世紀からチベットまで弾圧に対抗する非暴力の英知を語る映像エッセイ。
[In English or with English subtitles]▼ユーロスペース 9.19㊐18:30
▽ポレポレ東中野 10.22㊎13:30
10.22は『稲妻の証言』のみ上映
夢の王
King of Dreams
インド/2001/英語/ベータカム/30分/監督:アマル・カンワル
予言の夜
A Night of Prophecy
インド/2002/英語・インドの様々な言語/DVカム/77分/監督:アマル・カンワル
『夢の王』は男性のセクシュアリティと欲望についての探究。ひとり語りのナレーションの呪縛から逃れようとしたカンワルが次に作ったのは『予言の夜』。虐げられた者たちの詩と歌、そして精霊の眼のような映像だけでインドの痛みと旅をする。
[In English or with English subtitles]▼ユーロスペース 9.19㊐16:15
▼ユーロスペース 9.27㊊21:15
9.27は『予言の夜』のみ上映