監督
ハイレ・ゲリマ Haile Gerima
1946年生まれ。エチオピアのゴンダール出身。
現在、アメリカ在住。ワシントンD.C. のハワード大学映画学教授。
アメリカおよび西半球に移住したアフリカ系移住者の課題と歴史を描いた作品を多く制作している。アフリカ人およびアフリカ系移住者自身の視点から描く作風が特徴的。
1976年に製作した代表作「三千年の収穫」（ロカルノ国際映画祭 銀豹賞）で、アフリカを代表する映画作家として知られるようになる。また「三千年の収穫」は2006年のカンヌ国際映画祭で完全修復され、プレミア上映された。
1983年に“Ashes and Embers”（1982）でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞（フォーラム部門）、1993年同映画祭コンペ部門に“Sankofa”（1993）を出品。『テザ 慟哭の大地』がヴェネチア国際映画祭2008のコンペティション部門に出品され、審査員特別賞・金のオゼッラ賞（脚本賞）・SIGNIS賞をトリプル受賞している。
フィルモグラフィ
2008年『テザ 慟哭の大地』Teza
1999年「1896 アドワの戦い」Adwa（2002年第6回東京アフリカ映画祭にて上映）
1993年 Sankofa
1985年 After Winter: Sterling Brown（ドキュメンタリー）
1982年 Ashes and Embers
1979年 Bush Mama
1979年 Wilmington 10 - U.S.A. 10,000（ドキュメンタリー）
1976年「三千年の収穫」Mirt Sost Shi Amit (Harvest: 3,000 Years)（1984年の国際交流基金アフリカ映画祭にて上映）
1973年 Child of Resistance
1971年 Hour Glass（短編）
