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commentsの最近のブログ記事

七里圭

『コロッサル・ユース』は、希望の灯。
かつて『ヴァンダの部屋』が僕の背中を押してくれたように、この映画を思うと、濁った空気をかき分けて行ける気がする。

舩橋淳

人はなぜこのショットを撮るのか、どうしてこの光でなければならないのか、映画の中の映画に向かって、無言の問いを投げかける。
コスタの重力は、深く、鋭く、核心をつらぬく。

柳下毅一郎

暗闇の中の一条の光を見つける入念にして繊細な努力が、この奇跡の映画を創りだした。

中村文則

この映画が提示しようと試みるものは、あまりにも深い。彼らは語り合い、時には無言のまま側に寄り、あらゆることを確認し合う。ゆっくり、ゆっくりと、その姿勢は誠実で、時に哀しい。
(「VAGANCE」より抜粋)

ジム・オルーク

人生の細部と、日々の出来事の同心円を静かに観察するコスタ監督の鋭い目によって、不可避の運命に対する人間の戦いに接近する。

阿部和重

驚嘆すべき、時空間と関係性の表現。ちいさく、単純ながらも、最大級の効果を発揮するアクション。映画はなおも"先端"を示し得ることを、『コロッサル・ユース』が証明した。

鈴木了二

いやー凄い作品でした! 9・11以後の建築映画といえば、まず第一にこの作品ですね。『ヴァンダの部屋』も素晴らしかったけれど、それ以上に、極めて意識的に建築が撮られていました。建築が生き物のように登場した最初のシーンでもうガーンと来ちゃいました。
どのカットも、そのままレンブラントやフェルメールやロイスダールなどのような絵画になっているという、驚くべき作品。全部のカットを並べて見てみたいものです。

諏訪敦彦

失われた人間のつながり、バラバラになってしまった世界=イメージ、それらを人間の手によってもう一度つなぎ直す営み、それが映画である、ことを私たちは発見する。静かなユーモアと愛に満ちた革命的なクラシック!

青山真治

誰が生者で誰が死者だかわからなくなる煩雑なフラッシュバックは、その捉え難さによって登場人物たちを幽霊にしていく。その過程はじゅうぶんスリリングだ。

中原昌也

打ちのめされるほど圧倒的。これは観ておくべきです。
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