キドラット・タヒミック
特集上映
『500年の航海』劇場公開記念
「キドラット・タヒミック監督特集」
2019年1月26日(土)〜2月22日(金)
シアター・イメージフォーラムにて
開催決定!
最新作『500年の航海』公開を記念して、フィリピンの鬼才、キドラット・タヒミックの旅路を振り返る特集上映を開催します。
家族、故郷、民族、旅、出会い・・・自らの人生と映画が分かち難く交錯する作品群を、貴重な16mmフィルム(一作品を除く)で上映するこの機会をお見逃しなく!
- \イベント開催!/
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1/26(土)16:00『悪夢の香り』上映後
キドラット・タヒミック+
カワヤンデ・ギア(アーティス ト・出演)1/27日(日)16:00『月でヨーヨー』上映後
キドラット・タヒミック+牧野貴(映像作家)
進行:月永理絵●場所: 渋谷 シアター イメージフォーラム
上映作品
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悪夢の香りPERFUMED NIGHTMARE
オカッパ頭に山羊ヒゲの貧しいフィリピン人青年キドラット(監督本人)は宇宙飛行士になることを夢見ている。知己をたまたま得て、ひとまずパリに赴くことになった彼は、村をあげての大騒ぎの中、憧れの地へ発つのだが、日夜チューインガム自販機の補充という単純作業に追われる。巨大なスーパーの煙突に身を隠し故郷の村を想う主人公は、進歩という観念そのものが誤りなのだ、という考えに至る。フランシス・F・コッポラが激賞し、自らアメリカでの配給も手がけた逸話も残るアジア・インディペンデント映画の金字塔。
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劇場初公開
月でヨーヨーWHO INVENTED THE YOYO? WHO INVENTED THE MOON BUGGY?
「ヨーヨーは、もともとフィリピンの狩猟民が携えていた武器であり、16世紀以後、他国に知られるようになった」という事実と「人類が初めて月面に到着した際、月面で使用した車はフィリピン系アメリカ人のデザインによるものであった」という事実に着想を得て制作された。
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劇場初公開
メイド・イン・ホンコンYAN-KI: MADE IN HONG KONG
衣服製造業に従事する香港の娘、ヤン・キと、就業中の事故によって解雇された母親との1日を描くことによって、香港の経済繁栄の矛盾を描いた。
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フィリピンふんどし 日本の夏JAPANESE SUMMERS OF A FILIPINO FUNDOSHI
「どうしてみんなふんどしをしめたがらないのか?」「どうしてふんどし文化が消滅しつつあるのか?」「これらの疑問とフィリピンの植民地化されてきた歴史に関係があるのだろうか?」という疑問を着想点に、日常生活のなかに知らずと浸透してしまっている西洋的な身体観を見つめ直す。
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劇場初公開
トゥルンバ祭りTURUMBA
トゥルンバという年に一度の村の祝祭の日、たまたま通りかかったドイツ人の民芸品買い付けの女性が、カドゥの家族の開く露天の人形をすべて買い取ったことで、一家に異変が起きる。金の亡者と化した父親とカドゥは翌年のトゥルンバの季節の頃、ドイツへと旅立ち……。
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竹寺モナムールTAKEDERA: MON AMOUR
「竹はしなっても折れない静かな力強さを持っている」。フィリピン人を象徴するイメージとして繰り返しタヒミック作品の登場する竹。埼玉県飯能にある竹寺の魅力にとりつかれた監督が、竹寺に住む大野家とタヒミック家族の「タケ外交」の様子をうつした、ホーム・ビデオ的ドキュメンタリー。
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虹のアルバムWHY IS YELLOW MIDDLE OF RAINBOW?
1981年より13年間、3人の息子たちの成長の記録と共に増え続けるフッテージ。七色の虹の間を、さまざまな色のスペクトルを自由に行き来しながら家族の成長と映画の成長が重なりあっていく。「とるにたらない緑」「怒れる黄色」「好奇心の強いピンク」「植民地の赤、白、黒」「調和のとれないディズニー色」「惨たんたる灰色」「インディオ先住民の茶色」と監督のまなざしに同調するように、終わることのない世界へと入り込んでいく。
スケジュール
料金
当日券:一般1,500円/
学生・シニア1,200円/会員1,100円
3回券:前売のみ3600円
※『タヒミック特集』3回券の半券提示で『500年の航海』当日料金より一般に限り200円割引(他の割引との併用不可)
※『500年の航海』の半券提示で『タヒミック特集』当日料金より一般に限り200円割引(他の割引との併用不可)