城西国際大学 スペシャル・プログラム
ドキュメンタリーは倫理マシーン！
震災をどう記録するかという議論の中で改めて脚光を浴びている、ドキュメンタリー作りと倫理の問題。映画とは制作者の主体的表現であり、同時に被写体や社会との関係性の中で育まれます。カメラを向けられた被写体との関係性、嘘偽りのない表現を求める観客に対する責任を、映画作家はどのように考えるのか？ 盛況だったYIDFF 2013の特集「6つの眼差しと倫理マシーン」に続き、東京でさらに具体的に議論を深めます。
開催日時・会場
11/28（金）
14:15～ 上映『わたしたちに許された特別な時間の終わり』（YIDFF版）The End of the Special Time We Were Allowed
日本/2013/日本語/Blu-ray/151分 with English subtitles
監督：太田信吾
一緒に映画を作る約束だった友人が自死。残された監督は…。素顔と演技、実在と不在が錯綜し、映画が崩壊していく。劇場公開前に作られたヤマガタ版で上映。
17:00～19:30 ディスカッション
ゲスト：阿部マーク・ノーネス（ミシガン大学教授、城西大学日本アジア映像研究センター研究員）、太田信吾（映画監督）ほか
会場：城西国際大学東京紀尾井町キャンパス（１号棟）地下ホール
入場：無料
ドキュメンタリー・ドリーム・ショー2014特別企画
「フィリップさんとの対話」
〜制作途中のドキュメンタリー企画を募集します！〜
フィリップ・チア氏
2012年秋、フィンランド人プロデューサーが、６名の若手ドキュメンタリストと、製作中の映画企画をめぐって話しあう「イーッカさんとの対話」が開催されました。その時の『わたしたちに許された特別な時間の終わり』（太田信吾監督）はYIDFFや劇場で公開を果たし、『海へ 朴さんへの手紙』（久保田桂子監督）、『さらば団地婦人』（杉本曉子監督）、『フリーダ・カーロの遺品』（小谷忠典監督）は完成を間近に控えています。
完成途上の映像と作者の話に向き合う外部者。その感想や意見に反応し対話すること自体が、作り手の糧になったのではないでしょうか。
今年もまた、ひとりでコツコツやってきたドキュメンタリー制作者が、新たな目を通して自分の企画を再発見するチャンス。参加者を募集します。これは、資金獲得や優劣を競うための企画提案会議ではありません。
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』（太田信吾監督）
イベント当日は、事前に選出された企画の監督による20分程度の発表の後、今年はシンガポールのフィリップ・チアさん他とのディスカッションです。一般観客がオブザーバー参加できる公開イベント。日英通訳つき。
多くのみなさまの応募をお待ちしております！
企画応募の方法
長編ドキュメンタリー映画を制作中の方で、11月29日当日参加できるなら、どなたでも応募できます。応募料はありません。
氏名、連絡先（電話&メールアドレス）、略歴と合わせ、Ａ4用紙1枚の日本語企画書と10分程度の素材映像を郵送ください。企画書は形式自由ですが、作者の意図と完成予定時期は明記してください。映像は編集、未編集、英語字幕の有無は問いませんが、必ずDVDでお送りください。ネット上のリンクは不可。
■ 送付先：〒160–0005 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル6F シネマトリックス 「フィリップさん」係
Tel: 03–5362–0671
Email: mail@cinematrix.jp
■ 応募締め切り：11/4（火） 消印有効
■ 結果発表：11/14（金） http://www.cinematrix.jp/dds2014 サイト上で発表します
開催日時・会場
長編ドキュメンタリー映画を制作中の方で、11月29日当日参加できるなら、どなたでも応募できます。応募料はありません。
氏名、連絡先（電話&メールアドレス）、略歴と合わせ、Ａ4用紙1枚の日本語企画書と10分程度の素材映像を郵送ください。企画書は形式自由ですが、作者の意図と完成予定時期は明記してください。映像は編集、未編集、英語字幕の有無は問いませんが、必ずDVDでお送りください。ネット上のリンクは不可。
■ 送付先：〒160–0005 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル6F シネマトリックス 「フィリップさん」係
Tel: 03–5362–0671
Email: mail@cinematrix.jp
■ 応募締め切り：11/4（火） 消印有効
■ 結果発表：11/14（金） http://www.cinematrix.jp/dds2014 サイト上で発表します
開催日時・会場
11/29（土） 10:30～17:30 （昼食休憩あり）
会場：城西国際大学東京紀尾井町キャンパス3号棟（千代田区平河町2-3-20 ）
入場：無料
TEL：03-6238-8500
アクセス：地下鉄麹町より3分、永田町より5分
地図：http://www.josai.jp/access/
ゲスト
フィリップ・チア（映画批評家、映画祭プログラマー/シンガポール）
レコード、玩具、何でも収集するマニアにして映画批評家、シンガポール唯一の独立系ポップ・カルチャー誌『Big O』の編集者。NETPAC（アジア映画促進会議）の副代表。東南アジア、上海、ハノイ、ドバイなどの国際映画祭で作品選定。長年に渡るアジア映画への貢献は多大。
お問合せ
シネマトリックス TEL 03-5362-0671（平日 11:00～18:00）
www.cinematrix.jp
http://www.cinematrix.jp/dds2014
上映トーク等
