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ハイレ・ゲリマ監督作品

  • テザ 慟哭の大地 TEZA

    エチオピア=ドイツ=フランス/2008年/アムハラ語・英語/カラー/35mm/140分
    出演:アーロン・アレフェ、アビュユ・テドラ、テジェ・テスファウン

    ヴェネチア国際映画祭2008審査員特別賞・金のオゼッラ賞(脚本賞)・SIGNIS賞

    2011年6月シアター・イメージフォーラムにて公開

    1970年代に医者を志し故国エチオピアを離れ、ドイツに留学していたアンベルブル。しかし、外国での人種差別と、皇帝ハイレ・セラシエの支配から軍事独裁政権に取って代わった故国の現状に失望し、荒涼とした故郷の村に帰ってきた。村で待つ母と村人たち。その中に佇むひとりの謎の女性アザヌ。蘇ってくる幼少期の記憶と大地の霊、忘れることができない夢に導かれるようにアンベルブルは、過去と現在を行き来する。そこに迫りくる独裁と暴力の影。この国に未来はあるのだろうか。その先に見えてくる希望の光とは。

Haile Gerima ハイレ・ゲリマ

1946年生まれ。エチオピアのゴンダール出身。現在、アメリカ在住。ワシントンD.C. のハワード大学映画学教授。アメリカおよび西半球に移住したアフリカ系移住者の課題と歴史を描いた作品を多く制作している。アフリカ人およびアフリカ系移住者自身の視点から描く作風が特徴的。1976年に制作した代表作『三千年の収穫』(ロカルノ映画祭銀獅子賞)で、アフリカを代表する映画作家として知られるようになる。1983年に“Ashes and Embers”(1982)でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞(フォーラム部門)、1993年同映画祭コンペ部門に“Sankofa”(1993)を出品。