長年の密告行為によりパレスティナを追われ、テルアヴィヴに家族と移り住むも、 生と死のドラマを映し出す。 絶えず不安定な生活を余儀なくされる一家に密着し、スリリングに描く。
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パレスチナからは裏切り者とされ、イスラエルには使い捨てにされた家族が苦闘しながらも生きる姿に密着した労作だ。
――朝日新聞記者 西田健作
朝日新聞2011年10月14日の記事より