山形映画祭が始まった1989年にベルリンの壁が崩壊した。本作品は、崩壊直前の壁に群がる人々、外国人観光客、東ドイツの警備隊、壁のかけらを売って歩く少年たちなどを、ナレーションを排した映像で見つめていく。また、壁をスクリーンにして壁建設当時の映像を映写。壁の歴史を見ながらその最期を見届けるのだ。
■ユルゲン・ベットヒャー 監督インタビュー
10.8(水) 19:00 アテネ・フランセ文化センター
山形映画祭が始まった1989年にベルリンの壁が崩壊した。本作品は、崩壊直前の壁に群がる人々、外国人観光客、東ドイツの警備隊、壁のかけらを売って歩く少年たちなどを、ナレーションを排した映像で見つめていく。また、壁をスクリーンにして壁建設当時の映像を映写。壁の歴史を見ながらその最期を見届けるのだ。
■ユルゲン・ベットヒャー 監督インタビュー
10.8(水) 19:00 アテネ・フランセ文化センター
1989年に暗殺されたドイツ銀行の有力者ヘアハウゼンと、その事件の犯人とされたドイツ赤軍メンバーのグラムス。ナチのエリート教育を受けたヘアハウゼンと父親がナチの親衛隊で東ドイツからの避難民だったグラムス。70〜80年代の西ドイツの政治的対立を象徴する同事件に、戦前、戦後のドイツの状況が絡み合う。
10.9(木) 19:00 アテネ・フランセ文化センター
ベルリン北部の小さな村で2002年、16歳の少年が他の3人の少年に暴行殺害されるという事件が起った。『ブラック・ボックス・ジャーマニー』のファイエル監督が、同事件を実験的な手法で再検証する。登場するふたりの役者が、複数の事件関係者を演じながら、奇妙な緊張感の中に現代ドイツの状況を浮かび上がらせる。
10.10(金) 19:00 アテネ・フランセ文化センター