山形国際ドキュメンタリー映画祭2007で行われたトークイベント「中国ドキュメンタリーを話そう!」では、監督、プロデューサー、評論家、映画祭企画者など来日した中国のドキュメンタリスト総勢9名が所狭し、時間短しと、中国のインディペンデント・ドキュメンタリーをめぐる状況を様々な文脈、層、距離から語り繋いだ貴重な機会となりました。
なぜ、中国インディペンデント・ドキュメンタリーが熱いのか?
DDS2008の「中国★紀録電影の20年」のイントロダクションとしてでも、ぜひ!
【目次】
1)新しい中国のドキュメンタリーとその広がり
2)映画を見よう、作ろう、集まろう
新しいドキュメンタリーを発見する雲之南紀録影像展(YUNFEST)の実践
3)インディペンデント映画を取り囲む中国の背景、そしていま
4)創作の現場 監督たちの声
5)文化の崩壊? 分化?
ドキュメンタリーを巡る中国文化論議
6)会場からのQ&A
「中国におけるインディペンデント映画とは?」
出席者:
張亜璇(チャン・ヤーシェン)映画評論家
郭浄(グオ・ジン)、楊昆(ヤン・クン)、易思成(イー・スチャン)YUNFESTスタッフ
朱日坤(ジュウ・リークン)映画評論家、独立映画プロデューサー、映画館支配人
馮艶(フォン・イェン)『秉愛』監督
黄文海(ファン・ウェンハイ)『夢遊』監督
王兵(ワン・ビン)『鉄西区』『鳳鳴』監督
胡新宇(フー・シンユイ)『姉貴』監督
司会:濱治佳
通訳者:秋山珠子、胡冬竹、樋口裕子
文字起こし:西岡弘子
こちらも参考にどうぞ(「Documentary Box」より)
■林旭東(リン・シュイトン)著
「映画のドキュメンタリー性の変遷第2弾
『中国大陸におけるドキュメンタリー』」