オキナワ、イメージの縁(エッジ)映画篇
ゲスト&トークをお知らせいたします!
仲里効(なかざと・いさお)
1947年、沖縄南大東村生まれ。1995年に雑誌『EDGE』創刊に加わり、編集長。活字と映像(写真、映画)から沖縄の境界性、エッジとしての沖縄を試みる。著書に『オキナワン・ビート』『ラウンド・ボーダー』『沖縄の記憶/日本の記憶』(共著)など。映像関係では『嘉手苅林昌 唄と語り』(高嶺剛監督、共同企画)、『夢幻琉球・つるヘンリー』(高嶺剛監督、共同脚本)、YIDFF2003の「琉球電影列伝/境界のワンダーランド」共同コーディネーターなど。2007年に今回の企画のベースとなった『オキナワ、イメージの縁(エッジ)』を執筆、話題となる。その他の近著に『「沖縄問題」とはなにか─対論』(共著)、『沖縄/暴力論』(共編)など。
森口豁(もりぐち・かつ)
1937年、東京生まれ。ジャーナリスト。沖縄を語る一人の会主宰。1959〜74年、琉球新報社会部記者や日本テレビ沖縄特派員として米軍統治下の沖縄で暮らす。テレビドキュメンタリー『ひめゆり戦史・いま問う国家と教育』、『島分け・沖縄鳩間島哀史』などの制作でテレビ大賞優秀個人賞などを受賞。ほか著作に『だれも沖縄を知らない』など多数。
◎トーク 11.1(土)19:10『激突死』『それぞれの15年』
高嶺剛(たかみね・ごう)
1948年、沖縄石垣島川平生まれ。高校卒業まで那覇で過ごしたあと、国費留学生として京都教育大学特修美術科に入学。その頃から8mm映画を撮り始める。1974年『オキナワン ドリーム ショー』でデビュー。その後も一貫して沖縄を撮り続ける。『パラダイスビュー』(1985)は初の劇映画。1989年『ウンタマギルー』でベルリン国際映画祭カリガリ賞など内外で多数受賞。その他、『夢幻琉球・つるヘンリー』(1998)、1996年のジョナス・メカス来沖がきっかけとなり生まれた『私的撮夢幻琉球 J・M』(1996〜)など。沖縄の芸人を追い続けて『嘉手苅林昌 唄と語り』(1994)、『大城美佐子 唄語れぇ』(2007)も発表。
◎トーク
11.1(土)オールナイト上映
23:00『オキナワン ドリーム ショー』
※高嶺剛監督の来場は、残念ながら中止となりました。
楽しみにしていたみなさま、大変申し訳ありません。
オールナイト上映のプログラムは若干変更になります。詳しくはこちらから
間宮則夫(まみや・のりお)
1929年、東京生まれ。1951年日本映画社新人会に入社。その後、東京シネマ、日経映画社を経てフリー。PR映画を撮る一方で「記録映画製作協議会」、「映像芸術の会」、「杉並シネクラブ」、「日本映像民俗学の会」など新しい映画運動に参加。主な作品に『沖縄』(1959)、『長さのスタンダード』(1962、教育映画祭最高賞)、『それは島』(1971)など。
◎トーク 11.2(日)18:10『それは島』
諏訪敦彦(すわ・のぶひろ)
1960年広島生まれ。映画監督。2008年より東京造形大学学長。助監督やテレビドキュメンタリーの演出を経て、1996年に長編劇映画『2/デュオ』を監督。『M/OTHER』(1999、カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞)、『H/Story』(2001、カンヌ国際映画祭正式招待)、『不完全なふたり』(2005)を発表。その他、韓国全州映画祭のオムニバス作品『After War』(2002、ロカルノ映画祭ビデオグランプリ受賞)、パリを舞台にしたオムニバス映画『パリ・ジュテーム』(2006)に参加。
◎トーク 11月3日(祝・月)17:20『沖縄エロス外伝・モトシンカカランヌー』
【「オキナワ、イメージの縁(エッジ) 映画篇」スペシャル・イベント】
オールナイト・イベント「オキナワン ドリーム ナイト」
11月1日(土)23:00〜
劇場初公開のサウンド付きデジタル版『オキナワン ドリーム ショー』、高嶺監督も多大な影響を受けた『リトアニアへの旅の追憶』、そして『オキナワン チルダイ<特別編>』を上映。まさに現実と夢を行交うドリームナイトをとくとご体験あれ!仲里効さんによるトークも予定。
※生音を付けてのライブ上映予定だった『オキナワン ドリーム ショー』は高嶺監督が来場できないため、サウンド付きデジタルでの上映になります。金城満さんのライブつき上映を楽しみにしていたみなさま、大変申し訳ありません。
オールナイト上映のプログラムは若干変更になります。詳しくはこちらから