Dir. ミハウ・レシチロフスキー
リハーサル
Rehearsals
Repetitioner
監督、編集:ミハウ・レシチロフスキー
撮影:グンナル・シェルストロム
録音:ヨーラン・エドストロム、パトリック・ストロムダール
製作:クリステル・ニルソン
製作会社:ヨータ・フィルム
提供:スウェーデン・フィルム・インスティテュート
ミハウ・レシチロフスキー
Michal Leszczylowski
1950年、ポーランド・ウッジ生まれ。このややこしいが心地よい響きを持つ名前はポーランド出身たるゆえん。1976-78年、映画、ラジオ、テレビ、劇場を専門とする大学、ドラマティスカ・インスティテューテットで学び、同校にて編集を担当し、主任講師、1997年より教授になる。主な仕事はドキュメンタリー製作、編集や編集監修。リスベト・ガブリエルソンとの共同製作は多数。1985年、アンドレイ・タルコフスキーの遺作となった『サクリファイス』(1986)で編集を担当。1988年、ガブリエルソン製作の『タルコフスキー・ファイルin「サクリファイス」』が監督デビュー作。『リヴ・ウルマンのクリスティン』(1995)からはリヴ・ウルマンの作品にも多く参加。編集作品として『The Guardian Angel』(1990、スサンネ・オステンス監督)や『白夜の時を越えて』(1998、ピルヨ・ホンカサロ監督)、ルーカス・ムーディソン監督作『ショー・ミー・ラヴ』(1998)、『エヴァとステファンとすてきな家族』(2000)、『A Summer Tale』(2000、ウルフ・マルムロース監督)などがあり、30以上の受賞歴がある。
監督のことば
同じポーランド出身のジョセフ・コンラッドは芸術の目的を以下のように定義した。「芸術家は時の断片を捉え、保ち、人々に見せることができなくてはならない。」
映画監督として私はこの言葉に刺激された。これは私のすべき仕事の内実を、またどこに力を入れるべきかを示してくれる。複雑極まりない現実そのものをひたすらカメラにおさめるだけであって、作品のなかに自分の解釈など織り込むつもりはない。私の理解できる部分などほんのちっぽけなものでしかないのだ。残りの真実は無知という霧の向こう。だがほとんどの場合、その霧を生むのは恐怖心だ。
舞台劇『7:3』の場合、知識階級のエリートと呼ばれる人々の無知と恐怖心は非常にあらわに、そして声高になっていった。ネオナチの主張を舞台に取り入れるか否かについてのすさまじい討議は果てしなく、知的とは言いかねるものだった。この公演と映画を阻止しようとする人々もいた。
警官2名が殺され、ネオナチの組織が見つかり、このプロジェクトをやり遂げるだけの強さがはたして私にあるのだろうかと心配になった。しかし私は、開かれた社会こそが活気と力強さを生むと信じている。そして、芸術家として“私たちの時代の断片を捉え、観客に見せる”べきだとも思ったのだ。
シノプシス
実際に服役中の囚人3人が公開の舞台で演じるプロジェクト『7:3』。演出家が刑務所に出向いてリハーサルを続ける過程、ネオナチを含んだ囚人たちの証言、実際の公演、3つの場面が複雑に絡み合いひとつの物語になっていく。どこまでが事実でどこまでが台詞なのか、現実と虚構がボーダレスに行き交い、観客を惑わし続ける。スウェーデンのメディアで激しい論争になったこのプロジェクトは、予想もしない方向に向かってゆく。
コメント (2)
As soon as she concluded.
投稿者: freedom underground | 2007年01月03日 11:49
日時: 2007年01月03日 11:49
It cannot be a lie, Rivenoak- eagerly interrupted Hist- Deerslayer ceased, for neither the Sarpent, and wherever a name?
投稿者: department of corrections oklahoma | 2007年01月31日 21:35
日時: 2007年01月31日 21:35