三叉坑
Three Fork Village
台湾/2005/中国語、タイヤル語/カラー/ビデオ/144分
Dir. 陳亮丰(チェン・リャンフォン)
50年程前『部落の声』の雙崎から三叉坑へ移住したタイヤル族の小村。震災後も住民は集団移転をすることになる。先住民たちの就職は厳しく、生活難に土地を手放してしまう人々の悲しみやいらだち。部落に戻った若者2人を中心に、政府の支援が難航しても、世代を超え復興に向かう姿をすがすがしく捉える。

三叉坑
Three Fork Village

2005/北京語、タイヤル語/カラー/ビデオ/144分
監督:陳亮(チェン・リャンフォン)
撮影指導:李中旺(リー・チョンワン)
撮影:蔡静茹(ツァイ・ジンルー) 編集:林錦慧(リン・ジンホゥイ)

陳亮(チェン・リャンフォン)
Chen Liang-feng

1994年より全景に参加。ドキュメンタリー製作や自分たちを語るのに不利な立場に置かれているグループやコミュニティへの支援に携わる。本作が初監督作品。

シノプシス
わけあって50年ほど前『部落の声』の雙崎部落から三叉坑部落へと移住した、タイヤル族の小村を記録し続けた作品。震災により集団移転をよぎなくされたこの村の再建過程で起こる悲喜こもごもの出来事を、カメラは村人に寄り添いながら記録している。また、それだけではなくその後の台風による水害なども織り込みながら、震災後5年を経てもまだ復興を果たせなかった村の抱える問題の本質とはいったい何なのかを考えさせられる作品となっている。

9.26(火)19:00+トーク(吉井孝史(YIDFF2005『大歩向前走(前を向いて大きく歩こう)―台湾「全景」の試み』 コーディネーター) @ポレポレ東中野

全景作品「生命ー希望の贈り物」公式サイト

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主催◎シネマトリックス
共催◎山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会、アテネ・フランセ文化センター、映画美学校、ポレポレ東中野
協力◎東京国立近代美術館フィルムセンター、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)、東北芸術工科大学東北文化研究センター

フィルム提供:
アテネ・フランセ文化センター、アリイケシンジゲート+大きい木、岩波映像、映画「戦後在日五○年史」製作委員会、川口肇、共同映画社、シグロ、疾走プロダクション、自由工房、白石洋子、鈴木志郎康、瀬戸口未来、高嶺剛、W-TV OFFICE、陳凱欣、朝鮮総聯映画製作所、全州国際映画祭、テレビマンユニオン、直井里予、日本映画新社、朴壽南、ビデオアートセンター東京、プラネット映画資料図書館、北星、松川八洲雄、松本俊夫、もう一度福祉を考え直す会・磯田充子、ヤェール・パリッシュ、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー