日本のニュース パート2
1951-68/モノクロ/ビデオ/計15分/Pro. 日本映画新社
民族教育を考える
1976/モノクロ/16mm/30分/Pro. 朝鮮総聯映画製作所
日本海の歌
1964/モノクロ/16mm/60分/Dir. 山田典吾
朝鮮大学校で学ぶ学生たち、朝鮮学校へ通う子どもたちや家族の声などを綴り、異国の地で生きる朝鮮民族のあるべき姿を探った『民族教育を考える』。日朝自由往来をテーマにした日本独立映画運動推進者のひとり山田典吾が制作した『日本海の歌』。帰還運動華やかなりし頃の日本のニュースを併映。

日本のニュース
Japanese Newsreels

日本/1951-68/日本語/モノクロ/ビデオ(原版:35mm)/計30分
製作会社、提供:日本映画新社

テレビが普及するまでニュースは主に映画館で上映するものだった。日本ニュース、文化ニュース、朝日ニュース、毎日世界ニュース、日活世界ニュース、読売国際ニュース、中日ニュース、東映ニュース、ムービータイムスなどの他に複数の外資系ニュース映画があった。ここでは「日本ニュース」と「朝日ニュース」のなかから在日関係のものだけを集めた。当時の政治課題だった帰国事業を扱ったものが圧倒的に多いことに気付かされる。


民族教育を考える 在日朝鮮人の2世、3世問題
Thinking about Ethnic Education:
Second and Third-Generation Zainichi Korean Issues
(“Minzoku kyoiku o kangaeru: Zainichi Chosenjin no nisei sansei mondai”)

日本/1976/日本語/モノクロ/16mm/30分
企画、製作、提供:朝鮮総聯映画製作所

在日二世、三世へのインタビューを交えて構成したドキュメンタリー。言葉と文字と名前を奪われ、差別と同化政策のなかで生きる朝鮮人たち。彼らは就職差別のなかで大学卒の学歴も優れた才能も発揮できない日本社会の矛盾を語る。民族的自覚に基づき各種職場で働く若者たち、朝鮮大学校で学ぶ学生たち、朝鮮学校へ通う子どもや家族たちの声などを綴り、異国の地で生きる朝鮮民族のあるべき姿を探る。


日本海の歌
Song of the Japan Sea
(“Nihonkai no uta”)

日本/1964/日本語/モノクロ/16mm/60分
監督、製作:山田典吾
脚本:片岡薫
撮影:牛山邦一、浜田英夫
編集:西岡豊 録音:鈴木章平、森本義久、高橋辰雄
音楽:原六郎 企画:間宮茂輔、山内達一
製作会社:現代ぷろだくしょん 提供:現代ぷろだくしょん、北星

戦後独立映画運動の推進者のひとりとして知られる「現代ぷろだくしょん」の山田典吾が、初めて監督した作品で日朝自由往来をテーマとしている。日朝協会と日本労働組合総評議会の後援の下、4年の歳月をかけて製作され、元来90分の長編記録映画であったが、今回上映するのはその短縮版。オリジナルでは、映画のラストで「金日成首相万歳!」と連呼する場面が続くそうだ。この映画が訴えた日本海の自由な往来は、現在に至るも実現していない。

9.27(水)14:35 @ポレポレ東中野

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コメント (6)

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主催◎シネマトリックス
共催◎山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会、アテネ・フランセ文化センター、映画美学校、ポレポレ東中野
協力◎東京国立近代美術館フィルムセンター、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)、東北芸術工科大学東北文化研究センター

フィルム提供:
アテネ・フランセ文化センター、アリイケシンジゲート+大きい木、岩波映像、映画「戦後在日五○年史」製作委員会、川口肇、共同映画社、シグロ、疾走プロダクション、自由工房、白石洋子、鈴木志郎康、瀬戸口未来、高嶺剛、W-TV OFFICE、陳凱欣、朝鮮総聯映画製作所、全州国際映画祭、テレビマンユニオン、直井里予、日本映画新社、朴壽南、ビデオアートセンター東京、プラネット映画資料図書館、北星、松川八洲雄、松本俊夫、もう一度福祉を考え直す会・磯田充子、ヤェール・パリッシュ、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー